NAGAのシミュレーション機能を使って麻雀ウォッチ様に掲載されていた「ネマタの手組の達人」というコラムの気になる何切る問題を解析していきます。

詳しい説明は下のリンクからどうぞ ・麻雀AI NAGA 「親の第一打シミュレーション」

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【目次】

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第1問:12345m233r5p12356s ドラ6p

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ネマタの手組みの達人36回 より

記事にある「一人麻雀計算機」はドラや縦重なりをみた打点重視の打牌が最有力候補になりやすいと言われていますが、とはいえこの選択はなかなか選べません。実際私も記事を読むまでは発想にもありませんでした。

これ以降の問題にも言えることですが、シミュレータや計算機の答えに完全に頼ってしまうことなく、1手先の比較や速度感(距離感)を思考する何切るの本質を忘れないようにもしたいです。

さてそれではさっそくNAGAのシミュレーション結果を見てみましょう

図1.png

(※画像は各データを表ソフトにまとめ直したものを使ってます)

NAGAの各打牌5000局のシミュレーションの結果、局収支が最もいいのは打3pでした。

最近、麻雀AIやシミュレータの発達によって中庸な選択肢がベストな打牌に挙げられることが以前より多くなってきた印象ですが、ここでも打点と速度のどちらもみた打3pが最もよさそうという結果になりました。

打3pから始まる牌譜を4,50個ほど見ましたが ・3p → r5p切りのときの1-4p待ちがかなり強力な待ちになっていること ・ドラと三色絡みで満貫ダマ聴にとれること が二向聴に戻してでも和了率をあげている印象でした。